「CHANGE FOR THE BLUE」を進める日本財団と富山市は、
海洋ごみ対策に共同で取り組むための協定を締結し、
地域ぐるみで「海洋ごみ対策のモデルづくり」を進めています。
これまでに実施した市のモデル事業を動画で紹介します。

富山市の新たな取り組み

網場 あば 等の設置・調査」

2023年度は、がめ川に2カ月間オイルフェンスを設置しました。富山湾の海洋ごみの約8割が陸から発生し、河川などを通じて海に流出したものであることを受け、富山市が5年前から実施している取り組みです。

「啓発サインの設置」

海洋ごみ削減の機運を高めるため、「秋の海ごみゼロウィーク」にあわせて、富山駅構内でのバナーフラッグやラッピング電車を行い、メッセージを送りました。

「カードゲーム啓発事業」

海洋ごみの問題について楽しみながら学べる「CHANGE FOR THE BLUEカードゲーム」の体験会とワークショップを県内2カ所で実施しました。参加した人たちは、ゲームを通して、仲間と熱心に話し合い、海洋ごみ削減の方法を探りました。

「流域バスツアーモデル授業」

富山市は、昨年度に引き続き小学生に向けたバスツアーによる特別授業を実施。子どもたちは、バスで川から海へと場所を移しながら、網場の見学やマイクロプラスチックなどのごみ拾いを行いました。今年度はさらに、校区のごみマップを作成し、他の学校と学習したことなどを発表する交流会を実施し、海洋ごみ問題について自分ごと化しながら学びを深めました。

「小学校モデル授業」

富山市は、市内の小学4年生などを対象に出前授業「3R推進スクール」を行っています。子どもたちは、富山市のごみの実態や、海洋ごみを削減するために自分たちが家庭でできることなどを学びました。

「人気キャラクターコラボ事業」

高岡市にゆかりのあるアニメーター松原秀典さんの代表作「サクラ大戦」のキャラクターが描かれた「拾い箱」が、高岡市内3カ所に設置されました。拾い箱は、専用のごみ袋を使い、いつでもだれでもごみ拾いができる箱です。

「企業・流通連携」

富山湾で回収された廃棄漁網を県内で活動する団体と連携しリサイクル。漁網に編み込まれた鉛を溶解し、ダイビングウエイトに再生。また、海中に放出された釣具を回収し、新しい釣具として再生・販売する活動も行っています。

「流通連携」

海洋ごみ削減の機運を高めようと富山県内の企業によるリサイクル素材を使ったファッションショーが行われました。

「農業連携」

海洋プラスチックごみの削減効果が期待できる肥料で栽培したお米などを使用したお煎餅を開発・販売しました。

「YouTuber連携」

「スポGOMIワールドカップ2023 富山県STAGE」が富山城址公園周辺で開催され、人気YouTuber「ボンボンTV」がゲストとして参加しました。

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