「CHANGE FOR THE BLUE」を進める日本財団と富山市は、
海洋ごみ対策に共同で取り組むための協定を締結し、
地域ぐるみで「海洋ごみ対策のモデルづくり」を進めています。
これまでに実施した市のモデル事業を動画で紹介します。

富山市の新たな取り組み

「オイルフェンスの設置・調査」

富山湾の海洋ごみの約8割が陸から発生したごみが河川などを通じて海に流出したものであることを受け、富山市が6年前から実施している取り組みです。今年度も、がめ川に約2カ月間オイルフェンスを設置しました。設置期間中に小学生が見学するなど、海洋ごみを学ぶ場として活用されました。

「啓発サインの設置」

海洋ごみ削減の機運を高めるため、「秋の海ごみゼロウィーク」にあわせ富山駅構内でバナーフラッグを設置するほか、富山市内をラッピング電車が走行しました。

「カードゲーム啓発事業」

海洋ごみの問題について楽しみながら学べる「CHANGE FOR THE BLUEカードゲーム」の体験会とワークショップを全国各地で実施しました。参加者は、ゲームを通して、仲間と熱心に話し合い、海洋ごみ削減の方法を探りました。今年度は、無料体験キャンペーンを実施するなど、より多くの方に体験してもらう機会を創出しました。

「流域バスツアーモデル授業」

富山市が実施しているバスツアーによる小学生向け海洋ごみ特別授業。子どもたちは、バスで川から海へと場所を移しながら、網場の見学やマイクロプラスチックなどのごみ拾いを行いました。今年度は夏休みに親子バスツアーも実施し、親子10組2が参加し、海洋ごみ問題について学びを深めました。

「小学校モデル授業」

富山市は、市内の小学4年生などを対象に出前授業「3R推進スクール」を行っています。子どもたちは、富山市のごみの実態や、海洋ごみを削減するために自分たちが家庭でできることなどを学びました。

「海洋ごみ学習帳」

小学校4年生を対象に、探求学習や夏休みの自由研究などで活用できる「きれいな海学習帳」を作成。子どもたちが「海のごみはどこからくるのか」や「美しい富山湾を守るために自分たちに何ができるのか」などを知り、海洋ごみ問題について学びを深めてもらうことを目的につくりました。

「流通連携」

海洋ごみ削減の機運を高めようと富山県内の企業によるリサイクル素材を使ったファッションショーが行われました。

「流通連携」

使わなくなった衣料品・日用品のリサイクルキャンペーンが展開され、環境を意 識した消費行動の大切さが呼び掛けられました。

「スポGOMI」

「スポGOMIワールドカップ2025 富山県STAGE」がユウタウン総曲輪周辺で開催され、ボランティア団体の富山応援隊から参加したチーム「街と心をキレイにし隊」が優勝しました。富山県代表として、2025年9月に東京都内で開催する全国47都道府県の予選大会に出場します。

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