「CHANGE FOR THE BLUE」を進める日本財団と富山市は、
海洋ごみ対策に共同で取り組むための協定を締結し、
地域ぐるみで「海洋ごみ対策のモデルづくり」を進めています。
これまでに実施した市のモデル事業を動画で紹介します。

2020年度制作

網場あば の本格設置」

2020年度富山市は、前年度の試験設置でプラスチックごみの回収効率が高かった河川や農業用水3か所を選定し、本格設置しました。およそ2か月間で回収されたごみの総重量は、569キロにのぼりました。

「まちなかイベント連携」

富山市で開かれた様々なイベントと連携し、海洋ごみ削減に向けた啓発を行いました。

「企業連携」

富山湾等で回収されたプラスチックごみを県内の企業と連携しリサイクル。バルブベース(花瓶)を作製しチューリップの球根とともに、富山市内32校、約1,400人の小学生に配りました。

「農業連携」

肥料を覆う殻を、崩壊性の高い新素材に替えた新しい肥料「Jコート」。この肥料は今年コシヒカリを育てる田んぼの8割で使用されました。

ターゲット別動画

富山市に暮らすすべての方と地域ぐるみで「海洋ごみ対策のモデルづくり」を推進をするため、 農業、漁業、工業に携わる方、そして市民それぞれに向けた動画を制作しました。

◆農業者関係者向け「改良型被膜肥料Jコート」

県とJA全農が5年の歳月をかけて試験した改良型の被覆肥料「Jコート」の殻は、従来のものと比べ物理的な刺激で壊れやすく、かつ水に浮きにくい性質をもつため、田んぼからの流出を減らすことができます。

◆漁業者関係者向け「新たな海洋ごみ回収システムへ」

漁業環境を脅かす海洋ごみの問題に行政が動き出しました。
漁師が海から持ち帰ったごみの処分にかかる費用を県や市町村が国の補助金を活用して負担し処分する制度設計が進められています。

◆工業関係者向け「新素材マプカでごみ削減」

プラスチックの代わりに紙のパウダーが主な原料の「マプカ」と呼ばれる新素材。
丈夫で、耐熱性にも優れ、可燃物として廃棄できるこの素材は、製造コストは従来より2割ほど高くなるもののポストプラスチック素材として需要が高まりつつあります。

◆一般向け「3Rの推進」

富山湾をきれいにするために私たちにできること。 「3R」の実践もその一つです。
3Rとは、ごみを減らす「リデュース」、繰り返し使う「リユース」、そして再資源化する「リサイクル」です。
私たちの暮らしを支える富山湾の未来、それは、私たち一人ひとりの意識で変わります。

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