昨年10月~今年3月にかけて実施した富山市の繁華街・桜木町の「ポイ捨てごみ対策」。
近くのシェアハウスの学生たちが、アイデアを出し合って制作した灰皿を設置した後の、ポイ捨てごみ(路上のごみ)の調査結果がまとまりました。
<取り組みの模様はこちら>
https://www.youtube.com/watch?v=To0aPhG5W_8
灰皿設置前の10月調査と、灰皿設置後の3月調査では、送別会シーズンで人通りが増えたことが影響してか、3月調査の方がゴミの総量は増えていました。
一方、総量に占める「たばこ」の割合は、10月調査で41.2%、3月調査では35.0%と、灰皿設置後は減少していました。3月という人通りが増えるシーズン、ポイ捨てごみの総量が増える中でも、たばこのポイ捨ては増えず、総量に占める割合が減ったことは、今回の活動の一定の成果と考えられます。
今回は「たばこのポイ捨て」にターゲットを絞った活動でしたが、啓発物の設置で「街の意識」を変えられ得ることを示唆する、前向きな結果になったと思います。
CHANGE FOR THE BLUE in 富山では、今後も、様々な立場の人、団体を巻き込みながら、海洋ごみ削減の取り組みを進めていきます。
※調査結果の詳細はこちらからダウンロードできます。
【第1回調査結果(灰皿設置前)】
【第2回調査結果(灰皿設置後)】