12月11日(金)、12日(土)、富山市のテクノホールで 開催されたJAグループ・JA全農とやま主催の「アグリチャレンジ2020」に、CHANGE FOR THE BLUE in 富山のブースを出展しました。
ブースで紹介したのは、新しい肥料を使ったお米(写真)です。
田んぼで使用される肥料が、実は海洋ごみにつながることをご存じでしょうか?
撒くだけで効果が得られるいわゆる「一発肥料」は 特に兼業の多い富山県では、その利便性から多くの田んぼで使用されています。従来の肥料の殻は、水に浮きやすいため、田んぼから流出し、河川を伝い結果的に海洋ごみ(マイクロプラスチック)なることが課題でした。
今回紹介したこのお米に使われた新しい肥料は、JAが5年の歳月をかけて試験したもので、殻の崩壊性が高く、水に沈む性質をもつため田んぼから殻の流出を少なくすることが期待されています。
JAグループは、2020年度からこの肥料に切り替えることを各農家に提案しています。
この肥料が広く普及し、今後、海が更にきれいになるといいですね!
担い手農家さん向けの農機具展示会です
新しい肥料で作ったお米です
富山県内の農家さんへ直接ご紹介しました